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★生命の躍動を表す「や」行の最後は「よ」です。矢で獲物をとり、屋に帰り、湯で癒されて夜(よ)になり、家族が寄(よ)り添い眠りにつく営みのドラマです。 他人に「よっ!」というのは威嚇ではなくて仲間と認められていることです。「よろしく」の「よ」は私たちの仲間ですよ、という意味の響きです。 「よ」の言霊の人は、目の前のことに惑わされることを嫌い、冷静沈着な生き方をします。 世の中をバランスよくわたる才能に長けていて、あまり大きなトラブルには巻き火まれません。その分、自分の趣味を大切にして、仕事よりもそちらを知友真にした人生になったりします。 女性の口語の最後に「〜よ」「〜なのよ」と、よく「よ」をつけることがありますが、それでわかるように優しく物事を落とし込む時に「よ」の言霊を使うのです。そんなところから、「よ」の言霊の人は他人に安心感を与える存在になります。 また、一般的な、あるいは常識的なのとはかけ離れた自分なりの人生哲学をしっかり持っていて、その哲学を曲げることを嫌うあまり、「変わり者」としての烙印を押されることが多いのも、「よ」の言霊の人の特徴です。 特に身内からはそのように思われがちで、一族意識が乏しいために縁を切られたりする人も多いのです。 その他に仕事以外の趣味に熱中するあまり、趣味が最終的に仕事になったという人生を歩む人も多くいます。
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