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★「う」の言霊は、日本に神が誕生したときの最初の一息の音だといわれています。 人間の一息は「ふ」で、これは他者との交流を意味します。そして神の一息は人間のそのものを創造しました。それが欲望の響きとなります。 形状的に屈折したものを指し、母の身体から力を振り絞って出てくる生命を「産む」「生まれる」と言います。 つまり、女性の根源的な意味を秘めている言霊なのです。女性は欲深いなどと言うと起こられそうですが、その神の一息のために男は狩に出かけていたのかもしれません。 鵜飼の鵜という鳥は、水の中に屈曲して顔を入れて獲物をくわえるから「鵜(う)」なのです。こういった原初的な身での「う」の言霊は、他のものを取り入れ、受けテレ、そして、何かを「生み出す」という浄化作用の意味もあります。 ただし、女性がこの「う」の言霊を名前に持つということは、女性的な要素が強くなりすぎる嫌いがあります。 つまり、自分の考えや理性と、身体的な部分のバランスが相反する場合があるからです。 基本的には、子供を産み育てるということに憧れる存在になります。これは女性として生まれた当然の欲求なのですが、現代のように女性も仕事をするのが当たり前になっている社会では、少し生きにくさを背負っている人だともいえます。 このように「う」の言霊は、母性の魂と言っても過言ではありませんが、言い方を換えれば、ダメ男に惹かれるタイプなのです。 また、年上の男性からは愛人にしたいと思われることが多く、そのような男性との恋愛も頭では否定していても、経験してしまうタイプが多いのも特徴です。
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