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★日本の神の一声は言霊「う」です。では、人間の第一声はというと、やはり「う」なのです。 「ふ」は母親の胎内の暗闇から誕生した人間の声にはならない呼吸の音なのです。 そして、大人になっても、何かリラックスした時に人間は「ふ」と息が漏れるのです。そしてそれは人間の本能と欲求を表します。 男性の場合、上から柔らかく圧するものを意味し、雪や雨が「降る」、足で「踏む」といった押さえる行為に進みます。しかし、女性の場合、「ふふふ」という忍び笑いが意味するように、開けっぴろげでないプライドを暗示します。 吻(ふん)は唇がくっついている状態を表し、古くから、人間の唇を中心とした自意識から他者に対する感性にいたるまでの、目に見えない魂を表しています。 人間は、吻で生まれて母親の乳房に触れて初めて、他者との交流を始めます。愛し合う恋人たちは本能的に接吻をします。つまりは、他人との交流の原初の響きなのです。 また、物腰が柔らかで、何事も柔軟な発想をする人です。見かけの大人っぽさとは反して、子供じみたところがあり、説教されるのを嫌います。理屈や理論を率先する人とは相性はよくありません。
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