|
★古くからの日本人の言霊としての「み」は「実・見・身・耳」を表します。 女性の名前につくのが多い漢字は「美」「です。美しく育ってほしいという意味で、昭和の親たちは女の子に「美」の願い込めてつけてきました。 「ワタツミ」「ヤマツミ」「ツクヨミ」はそれぞれ海、山、月の最後に「み」をつけることで神様を表しました。ここに従来の漢字を使った占いとの違いがあります。 「ことだま」占いは太古から日本人が発生してきた魂の原初の意味合い(ことだま)が影響すると読み解くからです。 「見る」ことも「耳」も人間が世界を理解するための機能です。そして、「水・みず」は地球に欠かせない物質です。「お神酒」と書いて「おみき」と読みます。古くから日本人は、この世を理解する機能や神様のことを「み」の一言で表していたのです。 つまり、スピリチュアルなものの総称として「み」の言霊が働いているのです。ですから、「み」の言霊の人は、穢れを浄化させる役割を背負っているともいえます。 自分に後ろめたかったり、悪いことをしてしまったと内省的になっている人は、「み」の言霊で癒されようとします。しかし、本人は自分の浄化する能力になかなか気づくことができません。 よって、これほど相手との相性によって運命が左右される人はいません。相手の良い部分も悪い部分もすべて受け入れてしまうからです。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. ことば・ことわざ・故事の語源やルーツを探ろう All rights reserved. |