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★「れ」の言霊は、「される」という受動の響きです。 また日本には敬語があります。目上や地位の高い人に対して動詞のあとに「〜れる」をつけると敬語になります。 これは「れ」の持つ助音の役割の中でも何か行動を起こすときの実践智の響きなのです。そのため、この響きを持つ人は、対人関係に対して気を遣い、礼儀正しい人に育ちます。人付き合いに長けていて、老若男女から好印象で受け入れられる人でもあります。 ただ、自己評価に対して自分の中でいつも浮き沈みが激しい人です。それはあまりにも自分に対するまわりの評価を気にしすぎるからです。 「れ」の言霊に対して、他人は苦情や文句や愚痴を言いやすい感じがするからで、何を言っても怒られないような正確に見られがちです。 これが裏目に出ると、他人からの言葉を鵜呑みにしすぎてストレスになります。 「れ」の言霊の人は、「受動」と「尊敬」の間を揺れ動く人なので、できるだけ他人の言葉や評価や話に簡単に乗ってしまわないようにしてください。 「ら」行の音の持つ海外との縁の中でも、「れ」の言霊が一番深い縁を持っています。 だから、この「れ」の言霊を子供につける場合、両親のどちらかが海外に精通する人が多いことがあります。 また「冷静」という現代の言葉があり、漢字も使われますが、それは決して「冷たい人」ではなくて、対人関係に優れた、好印象でおしゃれな人でもあるとを暗示しています。 本質的に自分が何に向いているかわからない感じの行き方になる人も多いので、生活環境なども人一倍考慮して、ストレスのたまらないような生き方をすることが幸せへとつながっていきます。
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