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★「い」の言霊は、五つの母音の中でも言葉に命を吹き込む重要な音です。 生命力の根源である「胃」「命」「息」などといった生きるうえでの基本的な言葉も「い」の「ことだま」で始まります。そして、意識的に発生する強い大人のです。乳幼児が体得する言葉に「イヤだ」「いつ?」という自分の意識の芽生えが含まれていることをみてもわかります。 「い」は生命の源から始まり、他人にパワーを与える「癒し」「祈り」「祝い」そして「生きる」と変化するのです。また古くは「斎」と書いて「いつく」と読みます。これは神を祀る言葉です。またこれは五つを作る、つまり、母音の五音を形作るという「ことだま」の代表の音なのです。 「い」の言霊の人は集中力に優れています。特に短期集中向いていて、パワフルです。また、他人を元気にする力を持った音で、まわりの者をやる気にさせる人です。それは自発的に物事を推し進めるという「い」の言霊の持つパワーが強いためです。 ただ、そのパワーが大きいために、他人の恨みや怒りを一度持ってしまうと、相手を潰してしまうくらい強大になります。若いころは細かいところによく気が回り、真面目な人格として年上から可愛がられますが、年齢を重ねるにつれて生真面目さばかり目につくタイプが多く、神経質さが敬遠されることもあります。
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