ことば・ことわざ・故事の語源や由来、さらに業界用語や回文・四字熟語などを知ると、意外な伝説や文化、エピソードが分かり楽しいですよ

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知っておきたい・ことわざの意味(や行〜わ行)




【あ行のことわざ】
【か行のことわざ】
【さ行のことわざ】
【た行のことわざ】
【な行のことわざ】
【は行のことわざ】
【ま行のことわざ】
【や行〜わ行のことわざ】

【や行〜わ行】

★焼け石に水
深刻な事態に対処するには援助が少なすぎて、何の役にも立たないことのたとえ。

★焼け野の雉(きぎす)・夜の鶴
親が子を思う情愛の深さ。雉は命がけで子を救い、鶴は翼で子を暖めることから。

★焼け木杭(ぼっくい)に火が付く
過去に途絶えた関係が元に戻ること。一度焼けた杭は、火がつきやすいことから。主に男女関係についていう。

★安物買いの銭失い
値段の安い品物は質が悪くても使いものにならないので、無駄になってしまう。

★柳に雪折れなし
柔軟なものは弱そうに見えても、堅いものよりむしろ強く、試練に耐えるということ。

★柳は緑、花は紅
自然そのままであること。美しい春の景色を愛でる言葉。

★藪(やぶ)から棒
予期しないことが唐突に起きて驚くこと。いきなり藪から棒を突き出される意。

★藪をつついて蛇を出す
余計なことをして災難にあうこと。

★病膏肓(やまいこうこう)に入る
病気が重くなり、手の施しようがない。膏肓は内臓の奥深く。

★病は気から
病気は気の持ちようで、よくも悪くもなるものだ。

★山高きが故に貴からず
見かけばかりではなく、内容に目を向けることが大切だというたとえ。

★山の芋、鰻になる
想像もできないような別のものに変化すること。意外な出世をすることにもいう。

★闇夜に鉄砲
当てずっぽうでいい加減な仕事をすることのたとえ。

★弱り目に祟り目
不運の上に、さらに不運が重なること。窮地にあるとき、神仏の祟りが重なる意。め


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【ら行】

★来年のことを言えば鬼が笑う
未来など予測できないのだから、あれこれ考えてもしかたがないというたとえ。

★梁上(りょうじょう)の君子
梁(はり)の上にいる泥棒のこと。そこから転じて鼠のこと。

★両雄並び立たず
英雄が二人いれば必ず争いが起こり、どちらか一方が倒れて共存できない。

★良薬は口に苦し
よい忠告はありがたいが、聞くのがつらいというたとえ。

★連木(れんぎ)で腹を切る
到底、不可能なことのたとえ。連木とは、すりこぎのこと。

★老婆心
必要以上に世話を焼いてしまうこと。また、自分の忠告などをへりくだっていう言葉。

★論語読みの論語知らず
本を読んで知識を持っていても、それを実践できない者に対するあざけり。


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【わ行】

★渡りに船
絶好のタイミングで必要な物が手に入ること。川を渡るときに渡し舟が来る意。

★渡る世間に鬼はない
世の中には冷たい人ばかりではなく、人情に厚く困ったときに助けてくれる人もいる。

★笑う門には福来たる
笑い声の満ちた家は、幸福に恵まれるということ。






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