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⇒【あ行のことわざ】 ⇒【か行のことわざ】 ⇒【さ行のことわざ】 ⇒【た行のことわざ】 ⇒【な行のことわざ】 ⇒【は行のことわざ】 ⇒【ま行のことわざ】 ⇒【や行〜わ行のことわざ】 -------【は】------- ★背水の陣 一歩も退くことのできない状況で、決死の覚悟を持って物事に臨むこと。 ★掃き溜めに鶴 むさ苦しい場所に似つかわしくないど美しい女性や有能な人物がいること。 ★花より団子 風流を楽しむよりも、実益を取ること。 ★早起きは三文の徳 早起きをすると、何かとよいことがあるものだ。徳は得とも書く。 ★腹に一物 心中に何かたくらみがあること。胸に一物とも。 ★腹八分目に医者いらず 健康のためには、満腹になるまで食べないほうがよいという戒め。 ★腹も身の内 腹も体の一部であるから、暴飲暴食を慎むべきだということ。 -------【ひ】------- ★引かれ者の小唄 敗者が平気を装って強がる様子。負け惜しみが強いこと。 ★庇(ひさし)を貸して母屋(おもや)を取られる ほんの一部を貸したらつけ込まれ、全部を奪われること。 ★人の噂も七十五日(しちじゅうごにち) 世間が噂をするのも一時的なもので、やがて忘れ去られるというたとえ。 ★人を呪わば穴二つ 人に害を与える者は、自分に害が返ってくるという教訓。相手と自分の墓穴が必要になるの意。 ★火に油を注ぐ 危険なものに、さらに勢いを加えて、事態を悪化させることのたとえ。 ★髭の塵を払う 目上の人にごまをする。宋の副宰相が宰相の髭についた汚れを拭き取った故事から。 ★百聞は一見に如かず 何度も噂を聞くより、一度、自分で実体験するほうがよく理解できる。 ★瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る 意外なところから意外なものが出ること。 ★火を見るよりも明らか 疑う余地のないほど明らかである。悪い結果の予想に使われる。 ★貧すれば鈍する 生活が苦しくなると、頭の働きまで鈍くなるということ。 -------【ふ】------- ★風前の灯 危機が迫って、今にも滅びそうな状態。灯火が風で消えそうな様子から。 ★夫婦喧嘩は犬も食わぬ そのうち仲直りするので、他人が夫婦喧嘩の心配をする必要はない意。 ★覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず) こぼれた水が元に戻らないように、一度してしまったことは取り返しがつかない。 ★武士は食わねど高楊枝(たかようじ) 武士は貧しく食事に困っても、満腹のふりをして楊枝を使い、人に弱みを見せない。 ★冬来たりなば春遠からじ 不幸な時期を耐え抜けば、幸せは必ず訪れるというたとえ。 -------【へ】------- ★臍(へそ)が茶を沸かす 相手の言動がひどくばかばかしいこと。主に、あざけりとして使う。 ★下手な考え休むに似たり 知恵のない人がいくら考えても、休んでいるのと同じで時間の浪費である。 ★蛇に睨まれた蛙 強い相手を前に、恐ろしさですっかりおとなしくなってしまうさま。 ★弁慶の泣き所 向こうずね。ただひとつの弱点。弁慶ほどの強い者でも蹴られると泣く急所を指す。 ★弁慶の立ち往生 進むことも退くこともできず、どうにもなない状況のたとえ。 ★ペンは剣よりも強し 思想や文学は、武力よりも世の中を動かす大きな力を持っている。 -------【ほ】------- ★坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い ある人を憎むまり、その人に関係のある物がすべて憎く思われること。 ★仏の顔も三度 どんなに温厚な人でも、何度も侮辱を受けることがあれば最後には怒るということ。 |
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