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まったく関係のない人を「赤の他人」といいますが、なぜ、「青の他人」や「緑の他人」ではなく、「赤」なのでしょうか。
まったく知らない相手というイメージならば、「白の他人」のほうがなんとなくわかりそうです。
白には「白紙」のような使い方もあります。
★「赤」には「明らか」という意味があり、つまり、「赤の他人」とは、「赤い色をした他人」ではなく、「明らかに知らない他人」と言う意味で使われているのです。
また、「赤」の持っている強いイメージが「他人」を強調する意味でも好ましく、本当に関係のない感じを出しているのです。
「真っ赤なウソ」や「赤っ恥」も同じ語源で使われており、「真っ赤なウソ」は「赤」で強調して、さらに「真っ赤」というのですから、相当のウソだということになります。
「赤っ恥」は失敗して顔が赤くなるからではなく、「明らかに恥」ということです。
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