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大晦日におこなわれる紅白歌合戦ですが、「合戦」というイメージとはかけ離れた戦いですが、昭和23年から今日までずっと続いていて、紅白歌合戦を見なければ一年が終わらないという人も多いようです。 紅白歌合戦は、紅組と白組に分かれて勝敗を競うものですが、なんで紅組みと白組に分かれて戦うのでしょうか。男性組と女性組ではいけないのでしょうか。男女で分かれているなら、青組と赤組のほうがわかりやすい気もします。 ★この設定は、紅白歌合戦だけではなく、日本では運動会でも紅(赤)組と白組に分かれて戦っているはずです。 この歴史をさかのぼっていくと、平安時代末期1180年から6年にわたる平氏政権に対する反乱、いわゆる源平合戦にあるといわれています。 平氏は赤旗を掲げ、源氏は白旗を掲げて戦場を駆け抜けましたが、その戦い以来、800年以上経った現代でも、チーム分けで戦うときには、「白」と「紅(赤)」に分かれて戦うことになったようです。記録では、江戸時代以前には、「白」と「紅」で分かれる競技が存在したといわれています。 どうして源氏が「白」、平氏が「紅」を選んだかというのは諸説あるようですが、双方の先祖が使っていた色ではないかとの説もあります。 |
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