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会社で何年経っても、出世はしないし、金銭も恵まれないような人を「うだつが上がらない人」というように、大して能力もなく人後に落ちるような状態を意味します。 漢字では「梲(うだつ)」と書き、家の屋根裏と梁(はり)の間に立てる短い柱のことです。 この梲は、上へも下にものびることができないように見えるため、「いつまでたっても、出世することができずにいる」状態を表すようになったといわれています。 また、堀井戸の周囲を石で積み上げるとき、一番下の土台として木枠の台を組みますが、これも「うだつ」といわれ、永久に石の下になって、表に顔を出すことがないことから「うだつが上がらない」ともいわれています。 |
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