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片思いを洒落て言うことばでする。 磯にいるアワビは一枚貝でハマグリやアサリなどの二枚貝のようになっていないことから、「片貝」の「片」と男女の片方が一方的に恋をする「片思い」をかけていったもので、一方だけ恋しく思って、相手がそれに応じてくれないことをいいます。 このことばの歴史は古く「万葉集」にも、片思いの記述があるようです。 江戸時平らなりますと、歌舞伎や落語のなかにも、アワビは片思いのシンボルとしてたくさんでてきます。 ただ、アワビは一枚貝ではなく、巻貝の一種だそうです。 |
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