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「焼け木杭(ぼっくい)に火がつく」とは、かつて男女関係があった者同士が、何年か経った後、クラス会や飲み屋で偶然会ってしまって、それから、またもとの男と女の関係に戻ってしまったようなときに使われます。 過去に関係があった者同士は、一度縁が切れても元の関係に戻りやすいという男と女の意味深なたとえであります。 「焼け木杭(ぼっくい)」とは、焼けた棒杭(ぼうくい)のことで、つまり一度火がついて燃えた木材のくいで、焼けた部分が炭化していることもあり、いつでもすぐに火がつきやすい状態になっています。 とくに男と女の関係では、一度は縁が切れて恋の炎がおさまっても、なにかの機会で偶然に再会したりすると、たちまち燃え上がって元の関係に戻ってしまうといった状態になることです。 |
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