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「伊達の薄着」とは、冬になって着膨れするのを格好悪いと思い、寒いときでも我慢して薄着をとおすことを意味します。 「だて」とは「だて男」「だてメガネ」ともいわれるように、格好をつけて粋に見せようとわざと人目に付くようにオシャレをすることをいいます。 一般的には、「だて」は「伊達」という字を当てるので、江戸初期の大名であった伊達政宗が派手な服装をしていたことと、家来衆たちも行列のときにはきらびやかな服装をさせていたところから来たのではないかといわれていますが、この言葉そのものは、それより以前からあったようです。 |
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