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このことばは、目的とか手段がたとえ違っても、目指す頂点は同じだという意味です。 古代文化はローマ帝国時代に集大成され、世界各国からの道は首都ローマにすべて放射状の線のようにつながっていたため、最後に向かう先はひとつであるというたとえになったわけです。 「君とは考え方も立場も全く違うけれど、すべての道はローマに通じるで、最後は会社の建て直しだよ」などと使います。 語源としては、17世紀のフランスの詩人ラ・フォンテーヌが書いた「寓話」のなかに出てきます。 |
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