|
コロンブスは新大陸を発見しましたが、その当時、コロンブスの成功を妬んでいた人たちは、「西へ行けば誰もが大陸にたどり着くもので、お前のやったことなんか、だれにでもできる」と、ある人からいわれました。 そのときコロンブスは、少しも怒らずに、目の前にあるゆで卵を見て「それでは、この卵をこの机に立ててみよ」といいましたが、卵は丸いので、誰一人として机にたたせることはできません。 これを見て、コロンブスは、机の先で卵の先端を割り平らにして立てて見せたといいます。 この話から、何ごとでもはじめてやってみることは困難で、他人の行ったあとではたやすいという意味に使われます。 また、転じて、「意外な解決法」という意味にも使われています。 |
||||
Copyright (C)2015. ことば・ことわざ・故事の語源やルーツを探ろう All rights reserved. |