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どんなに表面上はとりつくろっていても、ことばの端々や挙動から、本音がチラチラ見えている状態のことです。 このことばは「平家物語」からきています。 平清盛(たいらのきよもり)は、後白河法皇の反平家謀議を知り、このときこそばかりに一挙に旗揚げをしようと、大鎧に身を固めていました。 そのときに、穏健論のわが子の重盛が清盛の前に現れたのです。 清盛はあわてて鎧の上に袈裟を着たのですが、重盛には袈裟の下から隠したつもりの鎧がチラリと見えていたといいます。 |
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