ことば・ことわざ・故事の語源や由来、さらに業界用語や回文・四字熟語などを知ると、意外な伝説や文化、エピソードが分かり楽しいですよ

Menu ▼
ことばの語源や由来のトップページ
ことばの語源や由来のトップページ

鼎の軽重を問う(なえのけいちょうをとう)


「鼎の軽重を問う(なえのけいちょうをとう)」とは、権力者・権威者の実力や能力を疑うこと、また、代わりに権力や地位を奪おうとすることのたとえとして使われます。


昔、夏(か)の国の兎王(うおう)は、全国統一の記念として、九枚の銅を集めてりっぱな鼎をつくり、これを王位伝承の宝器としました。これを世に九鼎(きゅうてい)と呼び、たいへん重いものといわれます。

その後、国力のようやく衰退を見せ始めた周の定王のときに、楚の国の荘王が九鼎の重さを定王に質問しました。これが「鼎の軽重を問う」の故事で、つまり天下を取ろうと野心に燃えた楚王が、九鼎の運搬を予想してその重さを尋ねたというわけです。

これからだれいうともなく、「鼎の軽重を問う」といえば、統治者がその力を失い地位を狙われるようなことを意味するようになり、さらに他人から実力を疑われ、責任を問われるようなことを意味するようになったのだといわれています。





生まれ日で分かる性格診断
生まれ年(干支)と生まれ月でわかる性格・運勢・相性占い
無料の誕生日占い(運勢・性格・相性・方角占い)
四柱推命ソフトの販売とネット講座の開講
九星気学による性格・運勢・相性占い
女性のための血液型診断・占い
人相はあなたの心を映す鏡
男心がわかる恋愛心理講座
仕事のできる男と仕事のできない男との違い
しぐさ・癖・見た目でわかる性格・恋愛・深層心理
心の裏をズバッと見抜くブラック心理学
恋愛学は陰陽の本質を知ればもっと楽しくなる
Copyright (C)2015. ことば・ことわざ・故事の語源やルーツを探ろう All rights reserved.