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議論百出で会議の進行が一向に進まないというようなときに「会議は踊る」などといい、新聞などでも国会の委員会で議論が紛糾しているときなどに使われます。 これは歴史上有名な「ウィーン会議」のときにフランス代表のタレーランが「会議は進まない、しかし踊っている」と風刺したことから言われた言葉のようです。 このウィーン会議とは、1814年9月から翌年の6月まで開催されたもので、ナポレオン没落後の後始末を協議するための会議だったのですが、この会議の舞台裏で、参加国の元首や大使たちがかけひきに終始しているのを、フランスの代表タレーランが皮肉を込めて言ったのです。 そして、その後、この会議をテーマにしたオーストリア映画「会議は踊る」によって有名になった言葉だといわれています。 |
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