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ただでさえ強い鬼に、金棒という強い武器を持たせたら、この上なく強くなるという意味です。 現在、私たちが鬼ということばでイメージするのは、「角が生えて、口に牙を持ち、毛むくじゃらの筋肉質で、また虎皮の褌(ふんどし)をしめたいかにも強いというイメージの生き物」ではないでしょうか。 この生き物は、陰陽道の影響で平安時代に出来上がったもののようです。 秋田地方の「なまはげ」や節分でのおなじみの尾にも、いまや恐ろしい存在よりもユーモラスな存在として親しまれています。 それでもちっちゃい子どもにとっては、鬼の面で近づくと泣き出しますので、やはり怖い存在のようです。 |
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