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「牛に引かれて善光寺参り」とは、人の誘いによって思いかげず善光寺へ出かけた結果、仏道の道に入ることになって、良い方面に導かれることになったというたとえです。 一説では、善光寺の近くに住んでいた欲深い老婆がいて、ある日晒してあった布を隣で飼っていた牛が角に引っかけて逃げ出したのを、その老婆が追っかけて行ったそうです。 追っかけて行くうちに、善光寺にたどり着き、そのときはじめてここが霊場である善光寺であることを知り、その後、それがきっかけで度々善光寺に参詣するようになり、信仰の道に入ったということです。 |
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