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あばたもえくぼに見えるほど、欠点までが好ましく見える状態のことをいいます。 現在では、天然痘は地球から姿を消しましたが、江戸時代にはごく普通の病気であったようです。 この「あばた」とは天然痘の水ぶくれが治った後にできる皮膚の陥没ですが、そんなものでも、惚れてしまったら、そのあばたもエクボ(笑ったときにほっぺにできるへこみ)に見えてしまい、相手の欠点も欠点に見えなくなるものです。 人間の世の楽しさと深さが分かって面白いですね。 |
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