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にべもないとは、愛想もお世辞もなく、そっけなく冷たい感じを意味しています。 「にべ」とは淡水魚の名前で、にべの浮き袋は、接着剤の原料として昔から利用されて「ニベニカワ」と呼ばれています。 この「ニベニカワ」は非常に強い粘着力があり、「にべ」は他人との親密関係を意味するようになったようです。 ですから、「にべもない」とは、「他人との粘着力がない」ということで、「愛想もそっけもない」という意味に使われるようになったわけです。 |
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