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ドラ息子とは、怠け者で遊んでばかりいるような悪い息子のことを意味します。 この「どら」は、「銅鑼」と書き、時を知らせる鐘(かね)のことです。 昔の放蕩息子というのは、時代劇などでよく出てきますが、遊郭に通いつめてお金を使い果たしても親に泣きついていったものです。 この遊郭で「金が尽く」というのを「鐘を撞く」に引っかけて「ドラ息子」というようになったという説があります。 また、この「どら」は、怠けることや放蕩することを表す「のら」が強調された語で、「のら」はなまける意味の「のらくら」の「のら」と考えられたという説です。 |
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