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「泥仕合(どろじあい)」とは、本来の争点を忘れて、お互いに相手の欠点や秘密を暴露し合って醜く争ったりすることを意味します。 この「泥仕合」の言葉の語源は、歌舞伎用語の「泥仕合」からきたものです。 つまり、役者が立ち回りをするときに、いっそうの迫力を出して客に感動を与えるため、舞台に泥を入れて泥田を作り、その中で泥だらけになりながら立ち回りをする演出を「泥仕合」といいます。 これが一般的に転用されて、醜い人間同士の争いを意味するようになったということです。 |
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