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「さっきから同じ議論の繰り返しだけをしているが、これでは堂々めぐりもいいところだ」などと使いますが、話し合いがまとまらず、ひとつのところばかりグルグル回って、少しも先へ進まないことを言います。 昔、中国から来た仏教の礼拝方法から出たもののようです。 これは僧侶や信徒が列をつくってお経を読みながら仏像や仏堂のまわりを何度も回っていたもので、「行道(ぎょうどう)めぐり」といわれていたようですが、実際にはお堂のまわりをグルグル回っていたことから、「堂々めぐり」となったようです。 そこから、同じことを繰り返し続けることを「堂々巡り」と言うようになった。 |
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