|
虎の巻とは、秘訣などを記した秘伝書とか、ネタ本などの意味があります。 虎の巻とは、中国の権威ある兵法書に『六韜』があり、その内容は、文・武・竜・虎・豹・犬の六巻から成り立っており、兵法に役立つあらゆることが書かれていました。 このなかで、戦略、用兵の奥義が書かれた『虎韜』の巻から生まれたことばが「虎の巻」であります。 虎の巻は、本来の秘伝書というような意味合いから、現在では、教科書の解説本などの意味に転じてきております。 |
||||
Copyright (C)2015. ことば・ことわざ・故事の語源やルーツを探ろう All rights reserved. |