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どじを踏むとは、間の抜けた失敗をするという意味です。 日本の国技である相撲の用語からきているという説があり、土俵の外に足が出たら負けるという勝負ですが、この土俵の外に足が出ることを「土地を踏む」といい、これが「どじを踏む」になったというものです。 また、江戸時代の『俚言集覧(りげんしゅうらん)』には、「どぢ」を「鈍遅(どんち)」と関連付けるきさいがあるようで、この「鈍遅」が「鈍智」に変化して、頭の回転が悪く間抜けな人を指すようになり、それが失敗することを指すようになったとも問われています。 |
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