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上戸とは、酒が好きか酒量の多い人をいい、下戸とは酒が飲めないか、酒に弱い人のことをいいます。 昔、百姓の戸口をいうのに、その大きさや家族数によって、「大戸・上戸・中戸・下戸」と呼ばれる4等戸に分けられていたようです。 「戸」は課税の最小単位で、家族の人数や資産によって分けられていたということです。 そして、それによって婚礼の席に出す酒の量まで規制したため、貧しい家(下戸)の者は、たとえ酒が好きでも、ほとんど飲めなかったということです。 |
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