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毛ぎらいは、馬に関連した言葉から言われたという説がありますが、意味としては、たんに嫌いということのほか、なんとなく虫が好かないとか、理由もなく感情的に受け入れにくいという気持ちがこもっています。 現在でも競走馬などでは、より血統のすぐれた馬を生産しようとして、血統のいい雌馬に、優良な牡馬をかけあわせて子どもを産ませることがありますが、やはり思うように種付けができない場合があるようです。 要は、雌馬がせっかく連れてきた牡馬を理由もなく嫌うことがあるようで、それを「毛ぎらい」と言ったようです。 毛とは馬の毛色のことであり、その毛色の種類によっては馬でも相性が合わないようですね。 また、闘鶏用語からきたという一説もあり、闘鶏でも相手の鶏の毛並みを嫌って戦わないことからもあるようです。 |
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