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げんをかつぐとは、以前に良い結果が出たことと同じ行為をして、再度、良い結果を招こうとするときに使います。 特に人気商売である、俳優やタレント、あるいは勝負に関係するスポーツ界などでは、げんをかつぐ人が多いようです。 囲碁や将棋の勝負師などは勝ったときのパンツを変えずに、次の勝負に挑んだりするもので、これもげんをかついでいるのです。 ところで、この「げん」ということば、実は「縁起」を逆に読んだ「ぎえん」の略語だそうです。ですから「げんをかつぐ」とは「縁起をかつぐ」ことなのです。 ことばを逆に読む習慣は、いまでも芸能界などで、マネージャーのことをジャーマネと言ったりするようなものです。あの「どさ回り」も、もとは「佐渡回り」からきているのです。 |
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