|
下駄を預けるとは、無理を承知で、自分に関する物事の処理方法や責任の一切をまかせるときに使います。また、自分の身のふり方を他の人にまかせてしまう意味もあります。 他人に下駄を預けたら、その場から身動きが取れなくなるため、下駄を預かった人に身をまかせるしかないというものです。 だいたいは、「下駄をあずける」は、遊郭や芝居小屋などの世界から言われたようです。 芝居小屋や寄席で、自分の履物を下足番にあずけるという習慣が「下駄をあずける」ということばを生み出したのです。 |
||||
Copyright (C)2015. ことば・ことわざ・故事の語源やルーツを探ろう All rights reserved. |