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「結局」とは、行き着くところとか、おわりといった意味で使われていますが、これは囲碁から出た言葉です。 囲碁で一局を打ち終わることを「結局」といい、この「結」は物事のしめくくりを意味し、「局」は囲碁の盤を局ともいうことから作られた言葉です。これがいつの間にか私たちの日常語に転用されてしまったというわけです。 また、盤全体を局ということから、全体の情勢という意味もあり、やはりよく使われている「大局」という言葉も作られたのです。 ちなみに以後が中国からわが国へ渡来したのは、735年に吉備真備(きびのまきび)によって伝えられたといわれます。 |
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