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「温故知新」とは、「故(ふる)きを温(たず)ねて、新しきを知る」と読み、歴史・思想・古典など昔のことをよく調べ研究し、そこから新しい知識や見解を得ることです。 この言葉の語源は、中国孔子の「論語」「為政篇」の一節から出ています。 「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」と訓読します。 意味は、煮詰めておいたスープを温めなおして飲むように、過去の歴史・伝統を研究し、新しい知識や見解を得るということで、伝統を深く理解し、なおかつ現実を認識するという現在にも通用する言葉です。 |
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