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「岡目八目」とは、ことにあたっている当人よりも、はたで見ている第三者のほうが、冷静で客観的に物事を見通すことができるという意味です。傍目(そばめ)八目ともいいます。 これは、囲碁から出た言葉で、碁を打っている対局者よりも、見ている人のほうが八目も先の手が見えるということです。 囲碁も将棋も打っている者同士は勝つことに必死ですが、傍観者は局面の全体を見渡す余裕があるということから、当事者よりも局外にいて冷静に観察している人のほうが的確に判断できるということです。 それでは「岡目」とはどういうことなのでしょう。 岡とは、文字通りの岡で、見通しのよくきく小高い岡から遠望するという意味で、直接関係しないで、遠くから眺めているということです。 |
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