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「幸運の年回りに入る」とか「吉事が続いて運勢がよくなる」という意味です。 「有卦」とは、陰陽道からきたことばで、縁起の良い年回りのことです。 陰陽道では人の生年を木木土金水(もっかどごんすい)の五行に配し、その運勢を吉と凶に分けて、胎・養・長・沐・冠・臨・帝の七つにあたる年を「有卦」として万事うまくいく年、衰・病・死・墓・絶の五つにあたる年を「無卦」として万事に悪い年としています。 つまり、有卦に入ると、吉事が7年間続き、無卦の5年間は、凶事が続きことになります。 「有卦に入る」とは、良い年めぐりに入ったということなのです。 |
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