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何の根拠も見当たらないため、最後に、その場の決断を天にまかせて思い切ってやってみることをいいます。 パチンコとか競馬などのギャンブルでよく使われるように、「イチかパチか、この台にかけてみるか」とか、あるいは「この馬の毛並みにかけてみるか」などと使います。 もともといわれも、バクチ用語だったようです。 さいころ賭博では、1、3、5の奇数を「半(はん)」、2、4、6の偶数を「丁(ちょう)」といいます。 ツボ皿に伏せたさいころの目が、丁であるか半であるかを当てるのが丁半とばくですが、これは運を天にまかせるより仕方がありません。 この丁半賭博で、最初は「丁か半か」と言っていたのですが、しだいに丁と半の字の上のほうをとって「一か八か」というようになったそうです。 |
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