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火の車とは、「家計が苦しい」とか「会社の経営が苦しい」ときなどに使われます。 もともとは、仏教用語で、地獄にあるといわれる燃え盛っている車が「火の車」で、この車は、生前に悪業を積んだ者を地獄へと運ぶ乗り物であります。 当然、火の車に乗せられた人は、非常な肉体的苦しみを味わうわけですが、これが転じて、会社の経営状態が行き詰ったときとか、生活が苦しくなったきたときに、使われるようになったのです。 |
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