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人生には、入学や卒業、転勤、退職、結婚などいろいろな旅立ちがあり、そのときに贈る金品やことば、詩歌のことを「はなむけ」といいます。 昔、遠方に旅立つ際に、旅立つ人のほうへ馬の鼻を向けて道中の無事を祈った習慣から「はなむけ」ということばが生まれたとされます。 紀貫之の『土佐日記』にも、「船路なれども、馬のはなむけす」とあります。 現在は、「はなむけの言葉」というように、主に旅立ちや門出のあいさつを意味します。 |
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