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海が青い理由は、光の性質と関係があるとされています。 まずは、小学校で理科の授業で習った「光の三原色」から考えてみましょう。 光は赤・緑・青の3つの色からできており、3つの色の組み合わせで世のナスに存在するほとんどの色を作り出すことが可能で、テレビ映像はしの例の一つです。 3つの色を合わせると白く見えますが、それは太陽光の色です。 そして、水の性質ですが、水は赤色の光⇒緑色の光⇒青色の光の順番に吸収しやすい性質があります。 きれいな浅い海やプールに届く光は、赤色、緑色、それに青色を伴って水面に差し込んでいますが、だんだんと赤色や緑色が見えなくなり、底に届く光は青色だけになっていきます。 ★空から届く光は青色だけが残って水の中を進むので、海は青く見えるというわけです。 もちろん、深海では青色も届かないので真っ暗になります。 実際には、光の性質だけではない要素も考えられ、たとえば、「赤潮」と呼ばれる海が赤く見える現象です。 本来なら、赤色は水の中で吸収されるはずですが、赤色のプランクトンが大量発生すれば、私たちの目には、赤く映るのです。 湖の色が神秘的な瑠璃色に見えるのは、周囲の木々の緑色が湖水に映り込んでいることなど、外的な要因も関係していると考えられています。 ★また、空も青いですが、光が関係しているのは海の青さと同じですが、科学的な説明ではやや異なります。 地球に届く光は大気中のチリ(空気の分子)に当たって散乱し、光には「波長」といわれる長さがあり、青色は赤色などに比べると波長が短いため、まっすぐに進めず、より散らばってしまいます。 その青色が大気中いっぱいに広がるため、空は青く見えるということです。 |
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