|
★ 巨大なお墓、どちらが前 円形と台形が組み合わさり、鍵穴のような形をした前方後円墳。前が四角い部分で後ろが円形部分と最初に考えたのは江戸時代の国学者、蒲生君平(がもうくんぺい)です。 彼は円形部分を牛車の屋根、四角い部分を牛車と牛をつなぐ棒を表していると考えました。 しかし実際は古墳時代にそのような牛車は存在せず、形の理由やどちらが前なのかに、これといった決定打はありません。 学術的にも「前方部」「後方部」と呼んでいますが、あくまでも慣習的なもの。円形部分に埋葬し、四角い部分を祭壇として使ったと考えられています。 |
||||
Copyright (C)2015. 誰もが不思議に思う素朴な疑問All rights reserved. |