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★ 偉い人の席・・ではないようで 床の間のルーツは、室町時代の上層階級の邸宅にあります。部屋の一部に、掛け軸を掛ける壁と置物を載せる机を組み合わせた「押板」というスペースがあったのです。 これが床の間に変化し、武家の人々に美術品や仏画、仏具や香炉などを置いて飾り付ける「床飾り」が広まりました。 一般庶民の家の客間に床の間がつくられるようになったのは、時代としてはかなり遅く、明治時代以降のことです。 ちなみに、床の間の正式名称は「床(とこ)」といいます。 |
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