|
★ 日本人の礼儀正しさは流行のおかげ? 古代日本では平民が目上の人に敬意を表すとき、土下座や平伏が基本でした。これを立って頭を下げるおじぎにするよう指示したのは天武天皇だといわれています。 682年、中国の立礼を参考にして、宮中で土下座したりひざまづいたりという礼は廃止したのです。 貴族や武士にとって礼儀作法は重要視され、室町時代になると「小笠原流」や「伊勢流」といった礼法の流派が現れるようになりました。 こうした武家の作法は江戸時代になると庶民にも流行し、誰もがおじぎやマナーを重要視するようになったのです。 |
||||
Copyright (C)2015. 誰もが不思議に思う素朴な疑問All rights reserved. |