日常生活の何気ない習慣や出来事を見渡すと、さまざまな素朴で不思議な疑問が起こり、「なぜ、どうして?」と。その謎を解き明かします

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人形浄瑠璃は、なぜ、「文楽」と呼ばれているの?


節をつけて台詞を語るのが浄瑠璃で、人形劇がミックスされたのが「人形浄瑠璃」です。

三味線の伴奏とともに「太夫(たゆう)」と呼ばれる語り手が場面や情景、あるいは人形の心理を観客に語りかける。舞台中央では、太夫のセリフ回しに呼応して、人形がドラマチックに動き出す。



★人形の名演を支えるのは、一体の人形を3人で操る「三人遣い」という技法です。

首と右手を「主遣い」、左手を「左遣い」、両足を「足遣い」という分担で人形を操作します。外国の人形劇と違い、人形遣いが姿を見せて演じるのも「三人遣い」の大きな特徴です。

江戸時代、初代、竹本義太夫が人形浄瑠璃の小屋として開いたのが竹本座で、当時、大人気だった脚本家の近松門左衛門の作品を次々と上演した。

人形浄瑠璃は歌舞伎を圧倒するほどの人気を誇り、近松の代表作である「曽根崎心中」が大ヒットで、竹本座は当時抱えていた借金を返済できたといわれています。

大阪の地で始まった人形浄瑠璃はブームとなり、発祥の地・道頓堀をはじめ、大阪のあちらこちらに劇場が建てられていきます。

しかし、隆盛を誇ったブームに陰りが見え始めたのが江戸後期です。竹本座も閉じられ、人形浄瑠璃の人気は終息した。

ただ、客足は減ったが、人形浄瑠璃の灯が消えたわけではなかった。
浄瑠璃の稽古場を開いた植村文楽軒が再び興行を始め、文化年間、大阪の高津橋南詰に「文楽座」を作り、人形浄瑠璃復活の兆しとなった。

★大正中期以後、ブームの再興に一役買った文楽座の名が、人形浄瑠璃そのものを指すようになり、今では正式名称が「文楽」となっています。






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