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★ 全部繋ぐととんでもない長さに 人間の血管には動脈や静脈、そしてそれらを繋ぐ毛細血管など大小さまざまな血管が張り巡らされています。これらをすべて繋ぐと、約10万kmの長さになるといわれています。なんと、地球を約2周半できるほどの長さというのですから驚きです。 そして、心臓から出た血液が体内を巡り、戻ってくるまでに要する時間は約30秒。大動脈を通るときの速度は、秒速1mにもなるといわれています。ちなみに、全身の血管の総重量は、その人の体重の約3%にあたるそうです。 人体はこれだけ広い&長いものが収まっています。 人間の体にまつわる、驚きの数字をいくつかご紹介しましょう。 @ 腸について 日本人の平均的な大腸の長さは約1.5m、小腸の長さは約6 〜7mあります。 腸は内側が細かいひだや突起になっていて、ここから食物の栄養を取り込んでいます。 この内側を広げた場合、その表面積は大腸が約100u、小腸はその倍の約200uにもなります。200uはテニスコート1面分くらいの広さです。 A 脳について 脳は千数億個の神経細胞で構成されています。これらの神経細胞は細かい突起(長い「軸素」と、短く枝分かれした「樹状突起」)で結びつき、膨大なネットワークを構築しています。 この突起をすべて繋ぐと、なんと100万kmもの長さになるといわれています。 毛細血管や小腸のひだ、神経細胞から伸びる突起などは、目には見えないほど微細です。これらが複雑に入り組み動作することで、人体の機能はスムーズに働いているのです。 |
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