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恋愛もつき合い始めた頃、女性なら、デートの約束のたびにどんなオシャレをしようかと、鏡の前で悪戦苦闘して出かけていたでしょうが、そういうトキメキは、必ずなくなるものです。 男であれば、たとえキレイな女優さんと深い関係になったとしても、遅かれ早かれ最後にはマンネリ化が襲ってきます。 恋愛初期には、男性も女性も胸がときめくものですが、これは一種の脳が興奮する状態で、非日常的な脳の働きであります。 こういう非日常的なときめきがずっと継続すると、脳がオーバーヒートし、脳がパンクしてしまいますので、そういうことが起こらないように、生物的本能からときめきが薄れるように創られているのです。 どんな美味しい豪華な食べ物でも、毎日同じ物を食べていたら、飽きてくるのと同じで、いつも同じ相手とデートしていたら、やはり刺激がなくなって飽きてくるものです。ですが、自然の働きですので、だれも責めることなどできません。 ただ、男性と女性ではマンネリ化するスピードに違いがあり、男のほうが同じ女性とのデートでは、トキメキ度が急速に下がっていくように、神が与えています。 もちろん、女性も同じですが、男性ほどではありません。 男の種族保存の本能には、いかに多くの精子を多くの女性にばら撒くかという命題があるため、今つき合っている女性にすぐ飽きて、ほかの女性に目移りしたほうが子孫繁栄に貢献するということになるのです。 このことについては、動物実験でも証明されています。 たとえば、同じつがいのモルモットを飼うとすると、最初のうちは交尾の回数が多いけれども、時間が経つにつれて回数が減ってきます。そこへ別のメスのモルモットを入れてやると、またせっせせっせとオスのモルモットは交尾に励むということです。 つまり、新しいメスとの交尾はトキメキがあるということです。 それでは、なぜ、女性のほうはマンネリ化しにくいのでしょう。 これも女性としての種族保存の本能から生じています。 女性の種族保存の本能は、自分と自分の子どもを立派に育てることが最終目的であり、そのためには、優れた種を持っている男、つまり経済力とか地位や権威を持っている男から自分と子どもを守ってもらう必要があります。 ですから、すでに魅力のある男性と交際している女性は、目移りしたり浮気する心が芽生えにくいのです。 女性が浮気をするとしたら、今のあなたよりもさらに魅力のある彼である可能性が高く、それは浮気ではなく、本気モードになっているといえるでしょう。ですから、女性は遊び心で浮気をするようなことはできない仕組みで創られているのです。 |
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